木曜オンラインヨガ―年内のお休み日
急に寒くなりました。 生きていれば今月で94歳になっていた母のことを想う日々です。 昨年の今頃は、コロナ禍で母の終末期を迎えていました。 施設でターミナルケア(看取りのためのケア)となり、食事介助とアロママッサージに通い始めた月です。 東京から電車とバスを乗り継ぎ、最後のバス停から母のいる老人保健施設へと向かうたった5分間のひと気のない道が、とても寒くて心細かったのを思い出します。 前回のブログでは、トリートメントオイルの作り方をお知らせしました。 オイルトリートメントによる手当ては、全身の巡りを促す効果があることはもちろんですが、アロマの香りが脳に与える鎮静作用や、皮膚を撫でること・撫でられることで感じる心地よさも、実はとても大きいのです。 それをあらためて実感したのが昨年のこの時期でした。 ほとんどしゃべれなくなった母でしたが、目を閉じて感覚だけは味わっています。 脚や手、肩回りをマッサージする静かな時間は、施術した私自身も安息感に包まれました。 とてもかけがえのない時間。 今になって、心からそう思います。 帰りの道は行きとは違い、体の芯が温