セルフケアを暮らしの習慣に①—かかと落とし体操

最終更新: 2019年12月17日

最近、健康づくりのための情報をバラエティー形式で紹介する番組が増えています。必ず専門のお医者さんや学者さんが出てきて、その日のテーマの病気を予防するにはこの食材がいいとか、この運動が役立つと教えてくれます。

医学はどんどん進歩して、予防に関する研究も進んでいますから、その道の専門の先生が紹介する今どきの対処法は参考になることが多いです。


その時は「なるほどね~」と納得するのですが、では実際の生活に生かしているかと問われれば、なかなかできないものだなぁと感じませんか?

特に、毎日続ければ予防や改善につながるというエクササイズ。

お医者さんが勧める運動は、誰もが家で安全にできる簡単な体操ばかりです。

だいたいのケースで「この運動〇セットを一日3回やればOKです」などと言われます。

私は、見ていれば必ずテレビの前で一緒に試みますから、これだったらできるかも……とも思います。

では、翌日から続けられるかというと、なかなか続かないと感じるのは私だけでしょうか。きちんと規則正しく生活できていて、決めたことを定期的にできる人もおられるので、この先は「そうそう、私も続かないのよねぇ」と感じる方に向けての提案です。


私自身で言えば、ひょんなことから骨粗しょう症が判明しました。

充分過ぎるほどの運動をやっていますが、遺伝性もあり、年も年なので仕方ありません。

これ以上悪くならないように努力する必要があります。

ある日の情報番組で骨粗しょう症が取り上げられ、その時に紹介されたのが「かかと落とし体操」。確か10回を数セット、一日3回と紹介されていました。

つま先立ちした後、かかとを一気に落として骨に軽い衝撃を与えることで強くなることが、1995年のイギリスの研究で示されたのです。

骨は絶えず代謝していて、古い骨を壊し、新しい骨に作り替えられていますが、かかと落としで骨に衝撃を与えることで、骨を再生する骨芽細胞に刺激を与え、骨代謝が促され、骨密度がアップするとのこと。


作家で医師の鎌田實先生が推奨するのは、これに加え、何かにつかまって、つま先を上げてから、次にかかとを上げてドンと落とす方法。10回を1セットで一日3回が目安です。

同時に足首やすねの筋肉も強くする「鎌田式かかと落とし」を取り入れ、私はそれを生活習慣の中に組み込んでみました(日刊スポーツコラム<ピンピンコロリ健康法4、5回>より)。

時間にこだわらず、入浴時と植木の水やりの時に行います。浴室の脱衣所で入る前に10回、出るときに10回、ベランダでの植木の水やりをしながら10回以上。

ここに来たら必ず行うと決めることで、これが習慣になりました。

アバウトな性格ですが、決めればできるものだなぁと思います。

数カ月が経ち、大腿骨の骨密度は徐々に上昇しています。


自分に必要なエクササイズはその方の健康状態によりますし、できそうな場面は日常の生活習慣によって人それぞれです。

忙しいからできないのであれば尚更のこと、生活の中の1~2分でも空けられる場面で、今の自分に必要だと感じることを続けてみれば習慣化します。


日頃から生徒さんにもお伝えしているのは、夜寝る前や起床時、テレビを観ながら、お風呂の中やトイレの中でもできることがいろいろあります。

軽いストレッチやマッサージ、ツボ押しだけでも、体のめぐりを促してくれます。

継続は力なり。

日常のちょっとした繰り返しがセルフケアにつながります。









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