トリートメントオイルは簡単に作れる♡
更新日:2021年10月18日
久しぶりのアロマ企画です。
シニアのためのオンラインヨガのクラスで、マッサージ用にオイルやハンドクリームを準備してもらうことがあります。
滑りをよくするために使うので、お家にある保湿ケア用のもので大丈夫と伝えています。
それでも充分なのですが、実は、お風呂上がりのスキンケアや保湿のために使うトリートメントオイルは、アロマの資格や特別な知識がない人でもとってもお手軽に作れます。
しかも、一度作ってみたら、次回以降はさらに自分好みの香りにアレンジすることもでき、楽しみが増えます。
○トリートメントオイルを自分で作ってみたいけど、道具や材料を揃えるのはめんどくさい…という方。
○アロマに興味があるので、簡単なものから一度手作りしてみたい…という方。
どなたでも手軽に手に入れやすい「無印良品」のものを、たった3品目だけ購入すれば作れる超簡単トリートメントオイルの作り方をご紹介します。
まずは10mlから作りましょう。
今回は、とりわけエイジングケアに効果を発揮するオイルと精油を選びました。
<今回お勧めする無印の3品と価格>
●ホホバオイル50ml ¥890
※スイートアーモンドオイル50ml¥690でもよい。
●ゼラニウム精油10ml ¥1,490
(写真は「生活の木」のもの)
※精油は、ローズに近い華やかな香りで癒し効果が高く、しかもリンパを流し、女性ホルモンの賦活効果の高いゼラニウムを選びました。他にも、肌のトリートメントにはラベンダー¥1,190、オレンジスイート¥890、ジュニパー¥1,390(3ml)などもお勧めです。
●PET小分けボトルポンプタイプ30ml ¥190
※お家に蓋つきの小さなガラス瓶があれば、それでよい。プラスティックの容器は材質説明にPETと記されているもの。
<使用する材料>
●ホホバオイル 10ml
●ゼラニウム精油 1~2滴(1滴は0.05ml)
●小分けボトル
●混ぜる用の竹串や割りばし
<作り方>
①ホホバオイルを目分量でよいので、30ml小分け容器の3分の1のラインまで入れる。
②精油を1~2滴落とし、割りばしや竹串のような細い棒で混ぜる。
(キャップをよく閉めて、軽く振ってもよい)
これだけで完成です。5分もあれば、余裕で作れます。
アロマが難しいと思われる点
・精油は直接肌には使えないので、希釈が必要だということ。
・精油は水には溶けないので、希釈するキャリアオイルや水溶性の基材が必要。
・希釈の割合には一定のルールがあり、それを守る必要がある。
精油はオイルに容易に溶けるので、トリートメントオイルは、キャリアオイル10mlに対し、精油…体用には2滴、顔用には1滴と覚えておけば、お手軽に作れます。
われわれは、冬の乾燥でお肌がカサカサになったり、かかとのひび割れが気になるお年頃です。しかも冬の手足の冷えやむくみに悩んでいる方も多いはず。
今年は早めに準備して、お風呂上りにトリートメントオイルでセルフケアしましょう。
手作り品は安全ですが、酸化防止剤が入っていませんから、1か月以内に使い切ります。
1度に大量作らず、10~20ml位で、なくなったらマメに作ることをお勧めします。
以下は、5分でできるトリートメントのやり方です。
オイルを適量手に取り、両手でこすり合わせて香りを嗅ぎ、足裏や脚全体にオイルをまんべんなく塗ります。
足裏はグーや親指で全体をマッサージ。足首から足のつけ根まで手の平全体で優しく撫で上げます。腕も手首からつけ根まで、首筋は上から下に、リンパの流れに沿って、必ず末端から心臓に向ける方向で、強くなく、優しく撫でてあげるだけで充分です。
最近では、市販でもいろいろなトリートメントオイルが手に入るようになりました。
それを購入するのが、もちろん一番お手軽ですが、私が手作りをお勧めするのは、他にも生活の中でいろいろ使えますから、トータルで割安です。
ホホバオイル5mlに精油3~5滴混ぜ合わせたものをお風呂に入れれば、アロマバスに。
ホホバオイルは、ワックスエステルという皮膚に近い成分が主成分ですから肌に馴染みやすく、ビタミン、ミネラルが豊富。使用感もベタベタしないので、それだけでも単体で使えます。ボディや髪の毛、爪などのトリートメント、顔のクレンジングにも使える優秀なオイルなのです。
また、精油は、生活のさまざまな所で使えます。
直接使うのであれば、ティッシュやアロマストーン、お湯を注いだカップに精油を1~2滴落として机や枕元におけば、それだけで芳香浴になり、リラックスできます。
今回は、最もズボラなトリートメントオイルの作り方をご紹介しました。
正確に計っていろいろなアロマグッズを作ってみたい方には、ビーカーや容器、材料などが必要になります。
材料やグッズが豊富にそろっていて、品質も確かなのはアロマ専門店の「生活の木」です。
精油の種類も豊富ですから、デパートや駅ビルに入っているお店やネット通販を覗いてみてください。
※アロマを皮膚に使用する場合は、アレルギーがあって合わない人もいます。必ず腕の内側に塗って試してみてからご利用ください。
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