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執筆者の写真ミウラ

乗り物の中や病院の待ち時間に何してる?

更新日:2023年1月27日


目の調子が悪くなってきました。

原因はわかっています。

スマホ、パソコン、テレビに、メガネをかけないで新聞や本を読む生活。

そもそも老眼鏡も微妙に度が合っていません。

眼精疲労用の目薬でごまかしていました。


デジタルデトックスという言葉をご存じでしょうか?

一定期間デジタルの情報から離れて、自分の時間に集中するための行為。

スマホやパソコンを使う時間を制限したり、テレビなどのデジタルな製品から距離を置くことで、本来の自然の一部である自分に戻すことです。

デジタルテクノロジーの過剰使用による健康への影響が社会問題になっています。

とりわけ、睡眠の質の問題、目への影響、片頭痛、メンタルの問題が大きいと言われています。


電車やバスに乗って移動しているとき、皆さんは何をしていますか?

あるいは、通院中のクリニック等での待ち時間は、どのように過ごしていますか?


先日、電車内で数えてみました。

1車両の中に20人ほど乗っていましたが、スマホいじっていない人は読書と目を閉じている人が合わせて3名。残りの17名はスマホを使っていました。異様な風景だと感じました。

ちょっと前は電車の中で本を読んだり、病院のロビーで雑誌を読んだり…でしたね。

コロナ禍で病院の雑誌は消えてしまい、スマホで時間をつぶす人が俄然増えています。

かく言う私もそんな感じで、ネットニュースやSNSを見たりしていました。


まずはできることからデジタルデトックスです。

外出先では、メールチェック以外はスマホを出しません。

手持ち無沙汰の時に、スマホを触らないで何ができるか?


とってもいい過ごし方を見つけました。

ヨガの講師ですから、目を閉じてメディテーションとか呼吸法もしますが、最近は誰でもお手軽にできて、人がいても気づかれず、そして効果があってお勧めの過ごし方を見つけました。手指のマッサージとツボ押しです。


手には、全身の中でもとりわけたくさんの神経が張り巡らされています。

リフレクソロジーで使う反射区や中医学で言うツボも多く、専門の知識がなくてもセルフでもみほぐすだけでたくさんの効果が得られます。

リラクゼーション効果や冷え予防、肩こり改善に即効性のある超簡単なマッサージをご紹介します。



●指

①反対の手の親指と人差し指で各指のつけ根から指先まで気持ちよい程度の強さでもみほぐす。

②反対の手の親指で、指の表側のつけ根から小さく円を描くようにさする。

③爪のつけ根のきわを反対の手の親指と人差し指で挟むようにして5秒くらい押す。親指の爪で各指の爪の生え際を押す。


●手

④5本の指が終わったら、手の平の中央(労宮のツボ)を反対の手の親指でじんわりと10~20秒くらい押す。

⑤親指と人差し指の骨のつけ根のところ(人差し指側、合谷のツボ)を反対の手の親指でじんわりと10~20秒くらい押す。

いずれも緊張を和らげたり、自律神経を整え、肩こりや疲労回復にも効く全身のツボでもあります。



デジタル依存は、本来持っている能力が退化するとも言われています。

脳の活性化のためにも、全身に巡りを促すためにも、皮膚の神経を刺激することは効果的です。

ヨガのレッスンでも頻繁に行っている足裏のマッサージ。

時間に限りがありますから手はなかなかできませんが、手足共にとても神経が集中している部位ですから、お暇な時にでもぜひお試しください。


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