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執筆者の写真ミウラ

厳しい夏を快適に過ごす裏ワザ③—ゆるゆる運動

暑中お見舞い申し上げます


異常気象!! 暑いですね~。

今年はこれまでに経験したことがないほどの猛暑です。

どんなに丈夫な方でもこれほど不快な状態が続くと、健康面に与える影響はフィジカル的にもメンタル面でも甚大ですから、自分の体調を維持するためには最低限のケアが必須だと感じます。

ポイントは3つ。当たり前のことですが「栄養、運動、睡眠」ですね。


前回は睡眠について書きましたが、今回は生活の中でもできる運動について。

「この暑いなかで運動なんてする気にもならない」との声も聞かれますから、無理に炎天下に歩く必要はありません。

が、だからと言って冷たい飲み物をがぶ飲みしながら動かないでダラダラ過ごすとどうなるでしょうか?

間違いなく体内リズムを自動的に調整してくれる自律神経が乱れて全身のめぐりが滞ります。この滞りを解消するには無理のない運動で体を動かすクセをつけることが一番の夏バテ対策なのです。血流やリンパの循環を促して全身のめぐりを良くするように、家の中でも体を動かすことを心がけましょう。

以下は毎日でもやるとよい家でできる簡単な「ながらエクササイズ」をご紹介します。


安全な「ながらエクササイズ」7種


ドクターストップがかかっていないことを前提に、誰でも家で安全にできるゆるゆる運動です。

回数や時間を決めずにちょっと疲れたと感じるまでやればよい運動。テレビを観ながらでOK。作業の合間にちょこっとでもOK。呼吸をゆっくりと流しながら行います。

その日の気分でできそうな動き1種類から、気が向いたら2個、3個と増やします。




<座位、仰向け、椅子座位でできる呼吸>

①内臓を動かす腹式呼吸

鼻から吸う息でお腹を膨らませ、鼻もしく口から吐く息でお腹をへこませる腹式呼吸。

慣れてきたら吐くときに吐ききります。内臓に刺激を与えることで消化力を高め、吐く息を長くすることで副交感神経が優位になります。

<椅子座位で>

②片脚のモモ裏を両手で抱えて膝を曲げ、力を抜いて足を軽くゆらす。必ず左右両方行う

③片脚のモモ裏を両手で支えて膝を伸ばし、足首のフレックス、ポイント(底背屈)を繰り返す。必ず左右両方行う

④クッションまたは柔らかいボールを内ももに挟み、吐く息でそれをつぶす

どのエクササイズもお腹を軽く締め、骨盤を立てて行う

<仰向けで>

⑤両足を天井に向けて上げ、足をぶらぶらと小刻みにゆらす

⑥両膝を立て、お尻を数センチ上げたり、下ろしたりをゆっくりと繰り返す

<立位で>

⑦壁か家具につかまり、両かかとをゆっくりと数センチ上げたり下ろしたりを繰り返す


※拙著「80代まで快適に生きるための体と心のセルフケア入門」の10ー11ページに④が、

66ページに⑦が掲載されています。


生活面では、朝起きて軽く口の中をすすいだ後、コップ1杯の水か白湯を一気に飲むようにして、脱水しないように気をつけましょう。


暑さ疲れを癒すアロママッサージと陰ヨガリラクゼーション(8月20日火曜日)


自律神経を整えることを得意とするのがヨガですから、こんな時こそエムズ・セルフケアのレッスンはいかがでしょうか。

この夏は、とにかく自律神経を整えるプログラムを準備しています。スケジュールは当ブログの8月スケジュール参照。

毎週木曜日午後はzoomによるオンラインクラスも継続中です。



★究極のリラクゼーションで癒しのひとときを

夏バテ回復のためのワークショップを開催します。前半はアロママッサージ、後半は陰ヨガリラクゼーションで心身に蓄積された老廃物をゆっくりと流します。

緑に囲まれたロケーションで、夏の疲れから解き放たれる感覚を味わってみませんか?

日時 8月20日(火)13:30~15:40

会場 田園調布せせらぎ館 第2集会室(せせらぎ公園内・東急東横線多摩川駅下車すぐ)

会費 チケット2枚または¥3,000

持ち物 動きやすい服装 ヨガマット 大きめのバスタオル











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