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執筆者の写真ミウラ

マンダラート81マス①—大谷選手の目標達成シート

更新日:2023年4月10日

日本中だけでなく、世界的に盛り上がった今年のWBC(ワールド・ベースボールクラシック)。

決勝戦の日はコミュニティクラスのレッスンがあり、リアルタイムでは観られませんでしたが、各試合にドラマがあり、見ごたえのあるゲームばかりでした。

その主役と言えば、間違いなく大谷翔平選手です。



彼が15歳(高校1年生)の時に作った81マスの目標達成シートをご存知でしょうか?


目標設定のための アイデアを9×9の合計81個のマス目に記入するというフレームワークで、「目標達成シート」あるいは「マンダラート」とも呼ばれています。

まずマス目の真ん中に達成したい目標を記入。3×3の9マスの周りに、達成するために必要な8つの要素を入れます。そして外側にある3×3の8個のマス目に各要素ごとに具体的な対策を8つずつ記入していくと、81マスが埋まります。

思考やアイデアを整理し、課題やプロセスを可視化できることから、ビジネスはもちろんのこと、工夫次第でさまざまな場面で活用されているようです。


大谷選手は高校時代の監督の教えにより作成したとのことで、野球に詳しい方なら誰もが知っているほど有名らしいのですが、私は今回の優勝で初めて知りました。

興味を持って内容を見て感動しました。

とても15歳の少年が書いたとは思えないほどグレードの高い内容だったからです。


なかでも目を引いたのが、マス目の下部真ん中の9マスです(青色部分)。

達成のための8つの要素の1つに「運」とありました。

面白くないですか?

「運」を呼び込むために何をしたらいいのか?

8つの対策を見ると「あいさつ、ゴミ拾い、部屋そうじ、審判さんへの態度、本を読む、応援される人間になる、プラス思考、道具を大切に使う」とありました。

凄い!!


この3年間コロナ禍で明るい話題がなかっただけに、私は明るい話題が欲しくて、彼の試合やニュース映像を結構観ていました。

彼は試合中でも、なぜかマメにゴミを拾うのです。

インタビューでは、投手で打たれたり、打者で打てなくても、必ず次回につなげるようなプラス発言で締めます。

あいさつも丁寧に、あるいはフレンドリーに使い分けています。

彼は15歳の時から変わらずこの8つの行為をやり続けて「運」を呼び込んだのです!


このシートの内容を知ってからも彼の行動を追いかけていると、先日マリナーズとのゲーム前にグラウンド内でイチロー氏と再会した映像がありました。

会った時の最敬礼に近いお辞儀が何と美しかったことか!

努力型天才スーパースターに教えられることはまだまだたくさんありそうなので、当分の間、大谷ウォッチングは続きそうです。


この目標達成シート、さして大きな目標のないシニアの私でも、自分が大事にしていることや日頃心がけていることをまとめるのに使えると思い、アレンジして作ってみました。

30分くらいで結構スムーズに埋められ、自分という存在を客観的に見つめられるフレームワークになりました。

81マスの1枚の表には、あえてしませんでした。


次回は、これをどうアレンジしたのかについて書くことにしましょう。

ただし、シート全部は公表できませんので、悪しからず。




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