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寒中お見舞いと新しいプログラムについて


今年は喪中ということもあり、毎年お送りするお年賀のご挨拶兼コミュニティクラスのスケジュールのお知らせハガキを失礼し、ブログ更新もさぼっておりました。


お正月は2日に九品仏の浄真寺にお参りに行った以外は、ひたすらピラティスの動画学習に勤しむという、私の中では珍しく真面目な日々で始まった年になりました。

遅ればせながら、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


昨秋から、思うところあってピラティスの基本を体系的に学ぶ研修と、シニアピラテイスの研修を受けていました。

自分のセルフケアのためはもちろんですが、エムズに参加してくださっている皆さまにも必ずお役に立てると思い、新たな資格を幾つかとりました。


9日には、1泊で沼津に行ってきました。

伸縮性のある布を使ったストレッチーズのコンディショニング指導の研修が一日、もう一日はプライベートで三浦家のお墓参りです。


※写真は、自宅から見た元日の富士、雪の日に作ったミニ雪だるま、沼津から見た雪化粧の富士山、2日の浄真寺山門。






今年になって、オミクロン株が想定外の感染力で増え続けています。

今後どう変遷するかわかりませんので、エムズの活動も確定できませんが、4月よりプログラム構成を少し変更いたします。


これまで行っていた体幹エクササイズ改め、シニアピラティスという名称で新しいクラスを始めます。その中で、スモールボールやセラバンドを使ったり、ストレッチーズを使ったりしていく予定です。


ピラティスって何?という方のために、ごく簡単に説明します。


ピラティスは、ドイツ人であるジョセフ・ピラティスさんが考案したエクササイズです。

自分の虚弱体質を改善するために考案され、後に第一次世界大戦後の収容所で、ケガをしている人のリハビリテーションの一環として指導を始め、その効果が認められました。

その後、ニューヨークにジムを開き、有名なダンサーたちの体幹トレーニングとして受け入れられたことで広まりました。


ピラティスの特徴は、インナーマッスルを強化することで体幹を安定させ、背骨や骨盤の位置を正しく整えて姿勢の改善を行うため、骨格のゆがみや筋力不足を効果的に解消することができる点にあります。

ヨガの要素が取り入れられているので、少し似ている部分もあります。


「エムズ・セルフケア」は、元々は50歳以上の更年期以降の世代の方々に向けて、ヨガで心身を整えていくことを目的に始めました。

体の巡りをうながし、自律神経を整え、暴走しがちなマインドを落ち着かせるヨガの恩恵は、何物にも代えられないものです。

一方で、ヨガのポーズは筋肉や関節が硬くなる一方のシニアには少し負荷がかかりすぎるものもあり、安全性の面で心配な面がついてまわります。

膝や足首に問題があると、胡坐座や正座が厳しいかなと思われる方もおられます。


私自身、昨年右膝の半月板を少し傷めた時に、本格的なヨガの練習はお休みしていました。その間続けられたのがピラティスのトレーニングでした。


しかしながら、やってみての実感として、クラシカルピラティスはシニアには少し負荷がかかりすぎていたり、テンポが速すぎて、身体感覚を意識して丁寧に動かすのは難しいのでは…とも感じていました(インストラクターの先生によってもいろいろです)。

というわけでたどり着いたのが、イギリス発祥のボディコントロールピラティスの先生が指導するシニアに特化したピラティストレーニングの研修でした。


その方の体の強さ、生活習慣、その時の関節の具合によってさまざまなリスクがあることを踏まえて、加齢や障がいによる体の変化に適した形のプログラム構成ができるシニアピラティスなら、どなたでも安全に行うことができると思います。


動きとしては単純ですが、どこをターゲットにして動かすのかを意識しながら、丁寧に体をコントロールする体験を重ねていきます。

セルフレッスン用の短い動画をつける予定です。


これまでヨガに二の足を踏んでいた方、高齢で運動に自信のない方にもお勧めいたします。

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