私は、わたし。
- ミウラ
- 3月27日
- 読了時間: 3分
3月19日、MLBの開幕戦ドジャースvsカブスin東京ドーム。
驚いたことに瞬間最高視聴率が33%越え!
大谷&ドジャースウォッチャーとしては連日テレビにかじりつきでした。
余韻を味わいたく、観戦後の興奮冷めやらぬ様子を取材する情報番組を眺めていました。
観戦後の方々にマイクが向けられています。
弾けるような笑顔で取材に応じる高齢の女性に「あれ?」と思ったのです。
「私はもう歳でございますから、冥土の土産になりました(笑・笑・笑)」
私、テレビの前でつぶやきます。
「え? 映画翻訳家の戸田奈津子さんにそっくり! でもまさか⁈…なわけないでしょ」
翌朝のyahooニュースで、すぐにご本人とわかりました。
ノリノリで取材を受け、88歳とは思えないほど若々しい振る舞い。ゲームを満喫した素直な感動が伝わりました。
後日、TBSニュースダイジェストの公式ユーチューブ「SDGs2030への提言」で戸田奈津子さんが語る番組を観ました(昨年のもの)。
彼女の提言は「好きなことを人生の中心に置きましょう。たとえ仕事じゃなくても楽しいを自分のそばに置くことが大切」と話していて、まさに日々の実践から生まれた言葉だと思ったのでした。
最近見たなかで心に残ったCMもあります。
若宮正子さんという女性をご存知でしょうか?
名前は覚えていなくても、82歳でゲームアプリを開発し、「世界最高齢の女性ゲーム開発者」として有名になったことは聞いたことがあるかもしれません。
パソコンを始めたのは60代に入ってから。プログラミングも興味の赴くままに、独学で作ったのだそうです。
ACジャパンのCMで彼女はこう言います。
「とにかくバッターボックスに立って、バットを振ってみようと思ったんです。そうしたら当たっちゃったんですよ。自分でもビックリ。自分の未来に蓋をしちゃいけないと思いますね」
私はこのCMを初めて見たときに「その通り。バッターボックスに立たない限りホームランは打てない」と妙に納得。以来このフレーズが口癖で、自分や周りの人を鼓舞しております。
これは少し前のことですが何の番組だったか、おそらくNHKの朝のトーク番組だったと思います。
内田也哉子さんが亡くなられた母親の樹木希林さんについて話していました。
「印象に残っている言葉は?」の問いに、こんな素敵なメッセージをいただいたそう。
「おごらず、人と比べず、面白がって、平気に生きればいい」
樹木希林さんと言えばインパクトのある数々のCMに出演していました。
富士フィルムなどコミカルなものが印象深いですが、私は8年前の西武・そごうのCM動画で彼女が語るコピーが心に残りました。ヨガの生徒さんにも印刷して渡したこともあります(彼女の発言ではなく、あくまで広告のコピーです)。
今年、あなたはひとつ歳を取る。
その度に、歳相応にとか、 いい歳してとか、つまらない言葉が、 あなたを縛ろうとする。
あなたは、耳を貸す必要なんてない。
世間の見る目なんて、 いつだって後から変わる。
来たことのない服に袖を通して、 見たことのない自分に心躍らせる。
他の誰でもない「私」を楽しむ。
そんな2017年が、 あなたには必要なのだから。
年齢を脱ぐ。 冒険を着る。
わたしは、私。
テレビをあまり観なくなりましたが、たま~に心に響く場面や言葉に出会うことがあります。好奇心や心躍らせる気持ちを思い出させてくれ、背中を押してくれた先輩方に感謝ですね。
決して大それたことにチャレンジする必要はないかな。春の陽気に誘われ、「楽しいと面白い」を探しに外に出ようかなと思う今日この頃です(^^♪
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