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アロマテラピーを学んでセルフケアに生かす

「アロマ」はラテン語で「芳香、香り」を意味し、「治療、療法」の「テラピー」を組み合わせた造語がアロマテラピー。「アロマテラピー」はフランス語で、英語では「アロマセラピー」と言い、どちらも同じです。精油(エッセンシャルオイル)を使い、その香りと効能で心と体を癒してくれる自然療法です。

 

最近はアロマの効果を利用したコスメや美容品を販売する店が増えています。アロマオイルを使用して施術をしてくれる美容サロンもたくさんあり、アロマは少しずつ身近なものになっています。しかし、それなりに高価だったり、利用目的がわかりにくくて敷居が高いと感じておられる方も多いのではないでしょうか? 

アロマは、安全に利用するための基本的な知識さえ身に着ければ、自分を癒し、なおかつ日常生活に役立てることができる便利グッズでもあります。マッサージオイルや保湿クリーム、各種スプレー、芳香グッズ等を自分好みにブレンドし、オリジナルのアロマ用品を手作りすることもそれほど難しいことではありません。

精油そのものは刺激が強すぎることもあり、使用の際には希釈する必要があります。そのための安全な利用法さえわかれば、さまざまな場面で生活を豊かにしてくれます。

 

エムズ・セルフケアは、アロマをより身近に感じ、生活に役立てるための基本的な知識を身に着け、手作り体験をする出張ワークショップを行っています。

基本的な知識を身に着ける講習+手作りワークショップを行い、同時にセルフケアに役立つアロマの利用法等をお伝えしています。

実施しているワークショップ

  • 各種スプレー作り(フレグランス、リフレッシュ、空気清浄、マスク用、虫除け、安眠、認知症予防、日焼け肌用、除菌スプレー)

  • トリートメントオイル作りとセルフマッサージ

  • 自分仕様のバスソルト作り

  • トイレや玄関、階段コーナー用リードディフューザー作り

  • ハンドクリーム、シアバター入り万能保湿クリーム作り

    いずれもアロマの基本的な知識を理解していただくレクチャーと、それぞれの目的に合った精油+お好みの精油をブレンドして、オリジナルの作品を作るワークショップです。

 

以下では、アロマがセルフケアとして、どのように効果があるのか、役立つのかを簡単に解説します。

 

精油(エッセンシャルオイル)とは?

 

植物の花、葉、果皮、果実、根、種子、樹皮、樹脂などから抽出した天然の素材で、有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質です。各植物によってそれぞれ特有の香りと機能をもち、アロマテラピーの基本となるもので、現在、約250~300種類の精油があると言われています。

これらの香りは、大まかに分けると以下の7つのグループに分けられます。

 

●柑橘系(シトラス系)→フレッシュで気分を明るくしてくれる香り

●フローラル系→甘くて華やかな香り

●ハーバル系→気分をリフレッシュしてくれるスッキリとした香り

●ウッディ系→森の中にいるような爽やかな香り

●スパイス系→スパイシーで刺激的な香り

●オリエンタル系→エキゾチックで深みのある濃厚な香り

●樹脂系→重くて甘い独特な香り

アロマと香水の違い

大きくは目的と成分が違います。

アロマは、主にアロマテラピーで使用する精油(エッセンシャルオイル)を指し、それぞれの精油が持つ香りや効能を取り入れた自然療法として使用します。なので当然、植物エキスを抽出した100%天然成分でできています。それぞれの精油の持つ鎮静作用や鎮痛作用、抗菌・抗ウィルス作用、免疫力賦活作用、ホルモンバランスを整える作用など、必要に応じた精油を選び、心身を整えるために使用することができます。

 

一方、香水は、お洒落のために香りを身に着けるアイテムとして使われるものですから、合成香料で作られています。ただし、好みの香りのアロマを香水代わりに利用することはできます。香水は香りが強くて苦手という方で、アロマの柔らかい香りなら好んで使う方もいます。

アロマが体に取り込まれる3つの経路と効果

  1. 嗅覚から脳に伝わるしくみ
    鼻の奥にあるひだ状になった嗅上皮といわれる粘膜に精油成分が付着し、その情報は嗅細胞の刺激となって電気信号に変わります。嗅神経を伝わる信号は脳に送られ、大脳辺縁系と視床に流れます。情報は二つの方向に分かれ、一方は視床下部を経て大脳皮質の嗅覚野で「におい」として認識されます。視床下部は自律神経、内分泌系、免疫系を司る部分です。
    もう一方は、情動反応を起こす扁桃体や、記憶を司る海馬のある大脳辺縁系につながります。嗅覚からの経路は、このようにダイレクトに精油の効能が脳に影響を及ぼすことがわかっています。大脳と視床下部に伝わった香りの情報は、それぞれの精油の持つ薬理効果によって、心理面と生理面の両方に影響を及ぼします。

  2. 皮膚から血液へ
    精油は分子構造が小さく、親油性のため皮膚の表皮を通り抜け真皮にある末梢血管やリンパ管に精油成分が入り、血液を介して全身をめぐります。アロママッサージをすると、精油がもたらす効能と、マッサージによる効能の相乗効果が得られます。

  3. 呼吸器から血液へ
    呼吸によって精油成分を吸入すると、一部は気道の粘膜から血管に入るルート、気管支から肺に入り肺胞の膜から血管に入るルートを経て、血液を介して全身をめぐります。

     

    ※2.と3.によって全身をめぐった精油成分は肝臓で分解されたのち、腎臓で尿中にろ過されて排出されます。

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こうして全身をめぐったアロマ成分は、私たちの心と体にどんな効果をもたらすのでしょうか?

精油によって効能はさまざまです。以下は心理的作用と身体的作用を簡単にまとめました。

■心理的作用・・・情動面に作用して心を鎮静させたりリフレッシュさせたり、元気をもたらす効果があります。ストレスを緩和し、自律神経のバランスを整えます。

■身体的作用・・・筋肉の疲労に対する鎮痛・鎮痙作用、消化・食欲増進作用、ホルモン調節、免疫力の賦活、強壮、利尿、去痰など。殺菌・抗菌・抗ウィルス、抗真菌、殺虫・虫よけ効果による風邪や皮膚疾患、虫刺されに対する予防にも役立ちます。肌への保湿効果、収れん効果のある精油は美容面でも利用できます。

アロマテラピーの利用法

大きく分けると以下の7つに分けられます。

  • 芳香浴法  拡散して香りを楽しみながら心身のバランスを整えます。アロマキャンドル、ディフューザー、ルームスプレーなど。

  • 沐浴法  精油成分の入ったお湯につかり、手浴、足浴、半身浴、全身浴などでリラクゼーション効果と温浴効果の相乗効果が得られます。

  • 吸入法  鼻や口から精油成分を吸い込みます。のどや呼吸器系の改善に。

  • 湿布法  湯で温めた、あるいは水で冷やした布を体の一部に当てる方法。手軽にできる応急処置に。

  • トリートメント法  精油を希釈したトリートメントオイルを体に塗布する方法。

  • セルフスキンケア  保湿効果や収れん効果のある精油を入れて、化粧水やハンドクリーム、ボディクリームなどの手作り化粧品を手作りできます。

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