老化は下半身から始まると言っても過言ではありません。

全身の筋肉の70%は下半身にあります。

嬉しいことに、いくつになっても地道に努力すれば筋肉は裏切りませんから、骨盤周辺を中心に下半身と体幹を強化することは、この先のQOL(クォリティオブライフ)を支えてくれます。

 

また、女性ホルモンの減少によるホルモンバランスの乱れは、筋肉量の減少と骨密度の低下を招き、体脂肪の増加につながります。

 

筋肉の弱体化は脳神経にも影響して認知機能が衰えることが、最近の研究でもわかってきました。

これに対抗するには、成長ホルモンを分泌させ、ストレスホルモンを抑えるための筋力強化が必要です。

中高年以降の年代は、より努力して筋力強化の運動をする必要があります。適度な身体的な活動が、認知機能を維持するうえでも役立ちます。

(参考文献:「認知症にならないための決定的予防法」ヴィンセント・フォーティネス著・河出書房新社)

​体幹エクササイズ

体幹とは体の軸になる筋肉のこと。広い意味では胴体のこと、狭い意味ではインナーユニットと言われる内臓を囲んでいる筋肉のことを指します。具体的には、上は横隔膜、下は骨盤底筋群、前は腹横筋、後ろは背骨につながっている多裂筋といって、外側からは触ることのできない中心部分の筋肉です。

体幹がしっかりしていると力が発揮しやすくなり、体自身が安定します。転びにくくなる、姿勢がよくなる、息切れしない、腰痛が治るなど。中高年・シニア世代だからこそ強くしたい部分です。

この部分は、弱くなりがちな骨を支えたり、尿漏れ・頻尿対策になったり、最近では脳の衰えまでをもカバーしてくれることが脳科学の研究によりわかってきました。

時にはセラバンドやボールを補助具に使い、どこを強化しているかを意識しやすいように進めていきます。

​ストレッチーズエクササイズ

ストレッチーズは、米国のセラピスト キンバリー・ダイによって開発されたエクササイズツール。伸縮性のある特殊な布を使いながら、体に巻き付けてトレーニングを行うことで、体幹や柔軟性を養うエクササイズにサポートと抵抗を与えてくれます。

布にくるまれているだけで、体の中心に向かう力の方向と、その抵抗で遠心に向かう方向に筋肉を使う感覚を同時に味わうことができます。体の運動連鎖の向上を促して、全身が活性化されます。

使い方によっては、シニアの方々のエイジングケアに優れた効果をもたらしてくれるツールのひとつだと実感しています。

 

●体統合して使う感覚を身に着けることで、これまでの偏った使い方の癖を修整することが容易になるはずです。

●全体的に筋肉が衰え、骨盤周りの安定がとりにくいシニアの方にとっては、ストレッチーズが下半身の安定をサポートしてくれます。それにより、強化したい部分に余裕をもって意識を向けることができます。

●更年期以降の女性にとっての課題である骨粗しょう症対策として、骨や関節に適切な刺激を与えながらのトレーニングがしやすくなります。

●布に包まれる感覚が、脳神経の緊張をゆるめ、誰かに守られているような安心感を与えてくれます。

今後のレッスンとしては、エクササイズのクラスに「withストレッチーズ」を加え、徐々に導入していく予定。

ヨガクラスの中にも一部取り入れていきます。

​バランスボールエクササイズ

バランスボールは、障害のある子どもたちに遊びを通じてリハビリを行うツールとして生まれました。弾力性を利用して上下にリズミカルにバウンドするだけで、人は生理的に楽しくなります。同時にバランスを保ち姿勢を維持するための刺激が脊柱や周りの筋群にかかることでトレーニング効果が得られるのです。

ボールの転がりを利用して、さまざまな体の動きを引き出すこともできます。転がることは不安定さも生みますから、バランスを常に保持しようとする反射的な筋収縮によって体幹を強くしてくれます。

また、バランスボールは全体重を委ねても体形に合わせて支持してくれます。安心感をもってストレッチしたり、力を抜いてリラクゼーションできるのが魅力です。

​使い方次第で、姿勢の改善、筋力の強化、平衡感覚の向上、関節可動域の改善、骨の強化などを、楽しみながら整えてくれる魅力的なツールです。

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