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マスクのお手入れはどうしてますか?

更新日:2020年9月24日

コロナ禍以降、外出時はマスク着用が当たり前になりました。

初めは市販の不織布マスクが定番でしたが、品切れ状態が続いたため、布マスクを手作りするようになりました。

マスク市場が落ち着いてくると、さらに材質やデザインにこだわったお洒落な布マスクが登場したり、暑さを少しでも軽減するために、涼感マスクが出回るようにもなりました。


マスクは使い捨て用の不織布マスクと、洗って使える布マスクの2つのタイプがあります。街中で観察してみると、布マスク派の割合が高くなっているとの印象を受けます。

不織布は1回切りの使い捨てにするとコスパが良くないと感じたり、

この暑さで不織布は蒸れて苦しいという人もいて、いろいろですね。


一方で、布マスクは市販の涼感マスクやお洒落な手作りマスクとバリエーション豊富ですが、フィルター効果は不織布マスクに比べるとイマイチのようです。

布マスクでも、他の人への感染を防ぐ効果は充分にあると言われています。

通気性とフィルター機能という相反する効果を考えつつ、目的別に使い分けている方も多いのではないでしょうか。

皆さんは日常になったマスクとの付き合い、どんなことに気を付けていますか?


世間では、さすがにマスク生活が長くなると、いろいろ気になる点が出てきているようです。

とにかく除菌・抗菌効果を優先したい人①。

除菌も気になるけれど、肌やのどが敏感でアルコールがダメな人②

長時間つけると息苦しくなる人③

長時間つけると、臭いが気になって不快になる人④

ゴムで耳が痛くなる人⑤

出先で外した時に置き場所に困る人⑥

日々のお手入れがとにかく面倒な人⑦

普通のマスクはダサいので、おしゃれマスクにこだわりたい人⑧……etc.


感覚というのは人それぞれですから、その人に合った対応策を考えて工夫するのが良いと思います。

私自身が気になるのは①と④と⑦でしょうか。目的別に使い分けていますが、最近は不織布マスクに定着しつつあります。


①~④の気になる点を少しでも解消するのに役立つアイテムにマスクスプレーがあります。


ここからはアロマアドバイザーとして、簡単にできるマスクスプレーの作り方をお伝えしたいと思います。

もちろん市販品もありますからそれでもいいですが、手作りスプレーは空気清浄やお掃除などにも広範囲に使えます。とりわけこの時期に作り方を会得しておくと、暮らしがさらに快適になります。

また、アロマの精油にはそれぞれに得意な効能がありますから、目的に合わせて選ぶこともできますし、お好みの香りとブレンドして、自分好みのスプレーをつくることもできます。


実はこの記事、本当は新型コロナウィルス感染症が話題になった春頃からお知らせしたかったのです。

ところが、材料に必要な無水エタノールが、手指消毒剤の需要が増えたことで、長らく品切れになっていました。

ようやく市場に出回ってきましたので、是非この時期に備えておくことをお勧めします。

ただし、アルコールですから取り扱い説明を読んで指示に従いましょう。


<ベーシックなマスクスプレーの作り方(50ml>

●材料 無水エタノール5ml、精製水(ミネラルウォーターでも可)45ml、精油合わせて10滴、スプレー容器(ガラス容器もしくはプラスティック容器PETと記されたアルコール対応のもの)

★精油について

抗菌除菌効果の高いもの…ティーツリー、ユーカリ、レモングラス

清涼感…ペパーミント、スペアミント、ハッカ

リラックス…ラベンダー

リフレッシュ(爽快感)…オレンジスィート、レモン、ベルガモット


(1)無水エタノール5mlを計り、スプレー容器に入れる。

(2)お好みの精油を(1)に全部で10滴入れ、容器を軽く振って混ぜる。

(3)精製水45mlを計り、容器に注ぎ、ふたをしめてよく混ぜる。(白濁したり、エタノールと水が混ざり合う反応熱により、やや温かく感じることもあるが問題ない)


精油は水に溶けませんから、必ず無水エタノール(アルコール)と混ぜてから、最後に精製水を入れて混ぜます。この順番がポイント。

殺菌効果が最も高いのはアルコールですから、①の方で、その効果をより高めたい方はエタノールの濃度を高めてもいいですが、その分アルコール臭が強まります(ちなみに私はエタノール10ml、水40mlで作ります)。それより高くするなら、吹き付けてから少し時間をおいて装着しましょう。

上の訂正です。以下…

マスクは顔に装着して呼吸を通すものですから、粘膜を傷めないように、アルコール濃度は50mlに対して10mlまでが安心です。そして吹き付けてマスクを数回振ってからの装着をお勧めします。


②のアルコールがダメな方は、アルコールを入れずに抗菌効果のあるアロマと水を混ぜて、使うときに容器を充分振ってから使用するとよいでしょう。

③④の方は、より消臭、清涼効果の高いレモン、グレープフルーツ、ペパーミント、ユーカリ、ハッカ、タイム、ラベンダーなどの精油がおすすめです。


<マスクスプレーの使い方>

使用前に容器を振って、マスクの外側に3~5プッシュ吹き付けます。


※肌が敏感な人は、あらかじめ腕の内側に吹き付けてテストしてから使用しましょう。

※必ず日の当たらない冷暗所で保管して、2~3週間で使い切りましょう。

マスクだけでなく、日用品の清掃やお部屋のリフレッシュ、お風呂場の除菌などにも使用できます。


最後に、これを読んでくださった皆さまにお願いがあります。

「私はマスクでこんな工夫をしています!」という話題がありましたら、コメント欄でお知らせください。

どれが正解というのはありません。

皆さんのマスク事情は、必ず誰かの参考になるはず。

ていうか、私自身が知りたいので、どうかご協力をお願いいたします。










  



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