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穂高でつかの間のリトリート

更新日:2022年9月30日

冷房システムが故障して2週間以上たちました。

秋の気配も感じられるようになり、暑さもいくぶん和らいだからか、今ではすっかりこの生活に順応しております。


ちょっとひと息つきたくて、先週の土曜日から2泊3日で穂高に行ってきました。

体も気持ちもリセットできました。


数年前から是非とも行きたいと思っていた施設です。

ようやくたどり着きました。

「穂高養生園」―自分自身をいたわり、休め、癒してあげる場所。

観光はしません。自然の中で、何もしない時間を楽しむ。


どんな施設なのか、いろいろな要素があるので、施設のリーフレットに記されている紹介文を抜粋します。


森に還る、解き放つ。

いまを感じる わたしだけの休日。


「ここは北アルプスの麓

安曇野の森の中にあるリトリート宿泊施設。


マクロビオティックをベースにしたやさしい食事。

原生林を歩く適度な運動。

ヨーガや睡眠、温泉入浴による深いリラックスで、

本来誰にでもそなわっている自然治癒力を

高めることを目的としています。


日常から離れた大自然のなか

いつも置き去りにしがちな

心身のちょっとした不調や、もやもやも

すっきりと浄化し、再生してゆく。


すべてを解き放つこの森で

心身の声に耳を傾けてみませんか。」



紹介文通りの、自分を浄化するところでした。

過剰なサービスはありません。

でも、こちらが聞くと、親切に教えてくれます。

誰も気に留めないから、人に遠慮することなくくつろげます。

SDGsを実践しています。


今回の滞在で刺激を受けたのが、マクロビの美味しい食事です。

動物性の食材を使わなくても、これほど充実した食事ができるということ。

野菜が新鮮ですから、素材そのものが甘くて美味しい。

1日2食の彩り豊かな食事はワクワクしながらの贅沢な時間でした。


腸活を積極的に行っている私としては、学んだことも多かったです。

もちもちとした酵素玄米や雑穀入りご飯。食物繊維がしっかりと摂れる根菜類のお料理。

噛み応えのある調理法で、しっかりと噛んで味わうことの大切さを再認識しました。

腸に滞っていた老廃物が一掃され、デトックス効果にもビックリ。


そうは言っても、写真のように品数が多く、手の込んだ食事は家ではできませんから、

少しずつ、できることをアレンジしながら取り入れていこうと思っています。


今回は娘との癒しの旅になりましたが、ここは自分を癒したり、見つめなおしたりする施設ですから、ひとりで滞在される女性が多かったです。

誰にも遠慮することなく、時間を気にすることなく、好きな時間をゆったりと過ごす。

もちろんテレビなど、どこにもありません。

本を読んだり、森を散歩したり、ヨガをやったり、ハーブガーデンでハーブウォーターやハーブティー作りを体験したり、温泉に浸かったり、お昼寝したり…。

予約制ですが、アロマセラピー等、いくつかのセラピーも受けられます。


喧騒から離れて、自分だけの静かな時間を味わいたい、心身ともにリフレッシュしたい、気持ちを切り替えたいと感じている方にはお勧めの施設です。


穂高養生園HP


<追伸>

少しマクロビオティックについて調べました。


マクロビオティックとは、穀物や野菜、海藻などを中心とする日本の伝統食をベースとした食事を摂ることにより、自然と調和をとりながら、健康な暮らしを実現する考え方です。

マクロビオティック料理は、玄米などの穀物を中心に、旬の野菜、海藻、豆などを環境に合わせバランス良く食べる食事法のことを言います。

ストイックな印象がありますが、一汁三菜のシンプルな旬菜をとりいれたものが基本になり、食べてはいけないものを特定していません。

身土不二(暮らす土地の旬のものを食べること)と、一物全体(自然の恵を残さず丸ごといただくこと)という2つの原則があります。

また、冷たいもの(陰)と温かいもの(陽)のバランスを考え、自分に必要なものを食べることを大切にしています。








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