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夏バテ対策③―炊飯器にお任せ

更新日:2023年11月6日

夏バテ対策の食事のアプローチとして、以下の6つのカテゴリーに分けてみました。あくまで栄養価を考えたうえでの食事が大前提で、食べる側、作る側両方のことを考えて。ただし、ここでは「お惣菜を買う、外食する、特別な調理器具を使う」を省きます。


①味がさっぱりしていて食べやすいもの

②冷たくて喉を通りやすいもの

③火を使わない料理(温めない)

④他の調理器具を使って簡単に

⑤インスタント食品

⑥辛みなど、香辛料を足して食欲を刺激する


今回は①と④のアプローチで、調味料として⑤を使う、わが家でお勧めの夕食レシピをご紹介します。


タイの料理で「カオマンガイ」はご存知ですか?

シンガポールでは「海南鶏飯(かいなんけいはん)」または「シンガポールライス」と言い、どれも基本的には同じで、鶏肉のゆで汁で炊いたご飯の上に茹でた鶏肉をのせた東南アジアの人気料理です。

ルーツは同じですから、食べ方もほとんど変わらないのですが、鶏肉につけるたれが少し違います。カオマンガイはエスニック風の味噌だれが一つに対し、海南鶏飯は黒いしょう油・甘辛いチリソース・しょうが入りのソースの3種類を使うようです。




カルディには必ず数種類のカオマンガイや海南鶏飯の素があります。最近ではスーパーマーケットにも1種類は置いてあるはず。

これを使えば、炊飯器でセットするだけ、後は放ったらかしでさっぱり美味しい夕食がいただけます。

もともとはこれにパクチーやきゅうりを添えて食べる料理ですが、私は例によってバリエーションを加えます。

淡白すぎて栄養的にも偏りを感じるので、この炊飯器の中に野菜を数種類加えます。ゴボウ、レンコン、さといも、にんじん、きのこのうち3種類くらいを大きめに切って。

大皿にライスを盛って、切り分けたお肉と野菜をのせ、パクチーを添えます。


<作り方>(2~3人前)

簡単すぎて書くまでもありませんが。

①お米2合(または1.5合)を備え付けのスープの分量分だけ少なくして、普段通りセットします。

②スープの素を入れて軽くかき混ぜます。

③鶏もも肉1枚、もしくは小さめ2枚を上にのせ、必要ならお好みの野菜も入れて炊きます。


写真の商品、私はすべて使ったことがあります。どれも失敗なくおいしくいただけました。

強いて違いを言えば、備え付けのたれが違いますから、お好みで。

たれが入っていないものもあります(上段の真ん中)。

甘いソースが苦手な方は、自家製のショウガやガーリックのたれにアレンジするのがお勧めです。

商品によって2合炊きと1.5合炊きの違いもあります。1.5合の分量のスープを2合で炊く場合はチキンスープの顆粒を少し足して調整すれば問題ありません。

考えてみれば、この素を使わなくても、チキンスープの素やナンプラー、しょうが、ニンニク等を適当に加えれば作れることに気づきましたが、今回はお手軽にということで。


余談ですが、だいぶ前に、3時間で20種類近くのお料理を作る「家政婦〇〇さん」の技をテレビで見ました。今話題の「志麻さん」ではありません。

その方のプロ技のひとつ。ご飯を炊くときに、お肉や大きめの野菜(玉ねぎやいも類、根菜など)を丸ごと一緒に入れて、炊き込みご飯と蒸し料理も兼ねていました。

炊いたお肉や野菜を他の料理にアレンジして使います。

これも「目からうろこ」で、以来炊飯器をご飯炊きだけでなく、他の料理にも使うように。


昔、母から伝授された丁寧なお料理法は形をだいぶ変えて、今は時短で手間をかけないやり方にシフトしつつあります。


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