暮らしの中で手を上げることありますか?
- ミウラ

- 3月23日
- 読了時間: 3分
更新日:3月24日
ある日気づいたのです。
現代の生活では両手を高く上げなくても済むことを。
強いてあげれば…。
洗濯物を干すとき?
戸棚上段に収納した物の上げ下ろし?
わが家は乾燥機を使うから洗濯物はほとんど干さないし、戸棚の上段に毎日使う物は置きません。
結果、日常の家事や暮らしの中で両手を上げることはないなぁと思います。
長期にわたり手を上げずに過ごすとどうなるでしょう?
歩かないと歩けなくなるように、手を上げないと上がらなくなると思いませんか?
実際どうなのかはわかりません。
でも、親を介護したり、ヨガを指導する経験を通して感じるのは、運動する習慣のないシニア世代の方々は歳を重ねるにつれて手がまっすく上に上がらなくなるように思います。五十肩を患った後は肩甲骨が固まって動きに制限が出て、そのままの方も多いよう。
私の母はとても働き者でしたが、80代に入るとメンタルの問題もあり活動量が激減しました。心配になってゆる~いヨガを教え始めたのですが、その時すでに手が100度以上は上がらなくなっていました。
年なのだから仕方ないでしょと言われそうですが……。

両手を上げる動作が体に及ぼす効果を調べてみました。
◆ 肩こり・首こりの緩和
腕を上げる動作は、肩甲骨周りの筋肉を動かし、筋肉の緊張をほぐすことで血の巡りをよくしたり、肩関節の可動域を広げます。
◆姿勢の改善と猫背解消
両手を高く上げることで体幹のスイッチが自然に入り、背筋が伸びて姿勢を維持しやすくなります。わき腹や背骨が伸びると腰痛の予防にもなります。
また、胸郭が広がることで、呼吸が深くなり、自律神経の調整を助けてくれます。
◆お腹周りの引き締め
両手を上げると肋骨が引き上がり、下がっていた内臓が正しい位置に戻るのを助けます。内臓にも刺激を与え、胃腸を整えたり、お腹周りを引き締める効果があります。
◆基礎代謝の向上
大きな筋肉が集中する肩甲骨周りには代謝を促す褐色脂肪細胞が集まっているため、両手を上げる運動は基礎代謝の向上を促します。

ヨガのレッスンで両手を上げるポーズは「ウルドゥバハスタ・アーサナ」と言い、お馴染みのシークエンス「太陽礼拝」で最初に行う基本の動きです。
ラジオ体操第1でも最初はこの動きからです。
時間や場所を問わず簡単にできる動作ですから、健康のために、せめて一日に一度は手を上げることをルーティンに取り入れてみてはいかがでしょうか。
<お勧めのポイント>
●朝の深呼吸…窓を開け、日を浴びながら吸う息で大きくゆっくり手を上げバンザイ、吐く息でゆっくり回し下げます。
●寝る時または起きる時…布団の中で頭の先に両手を伸ばし、吸う息で体を上下に伸ばし、吐く息で脱力。
●湯舟の中やトイレで座っている時…胸の前で両手を組み、手の平を返して両手を引き上げ、吐く息で左右に軽くツイスト。
●椅子に座って仕事中…30分に一度は立ち上がって、両手を上げてバンザイし、その後軽く前屈して腰を伸ばしましょう(太陽礼拝の序盤の動きです)。その後骨盤から順にゆっくりと起き上がります。
毎週木曜日のオンラインヨガレッスンとは別に、月に1回、土曜日か火曜日の午前11時から60分、バランスボールのワークショップを行っています。
バランスボールは体幹トレーニングですが、肩関節や肩甲骨を動かして代謝を上げる運動やボールのサポートで関節の可動を促す目的もあります。
とても楽しいですから、お家にバランスボールがある方はぜひご参加ください。
スケジュールは、ブログの毎月のスケジュール<オンラインヨガ>の項目に掲載されています。




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