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ココナッツオイルプリングpart2

執筆者の写真: ミウラミウラ

更新日:2021年4月3日

先日のココナッツオイルプリングについてお問い合わせをいただきましたので、part2として、もう少し詳しく書き足します。


「タイ料理で液体のもの(ココナッツミルクのこと?)やケーキ用の瓶詰めは知っています。あの瓶の中のを溶かして使うのでしょうか? それとも、こちらのスーパーにはないけれど亜麻仁油やオリーブオイル状のものが東京にはあるのでしょうか?」

というご質問でした。


ココナッツオイルとは、ココヤシの実の胚乳から抽出する油のことで、植物油には珍しく、飽和脂肪酸を多く含むオイルです。

約20℃以下になると固まる性質をもっていて、酸化しにくく、熱に強いのが大きな特徴です。

今の季節ですと当然白く固形状になっていますから、それを溶かして使うのか? それとも始めから溶けたものが、東京のスーパーでは販売されているのか?

おそらく、このような疑問を持たれたのではないかと思います。


結論から言いますね。

お料理や食用に使う瓶詰めになった、あの白い固形状のものをそのまま使います(ココナッツミルクとは別ものです)。

最初は抵抗あると思います。

私もそうでした。

小さじ1杯ほどの固形状のオイルを口に含むと、口の中の体温であっという間に溶けます。

味はないですが、ココナッツの香りが口中に広がります。

それをだいたい3分以上、何か他の用事をやりながらでも、なるべく長く口の中に入れたままブクブクします。


当ブログで、お風呂の中でお口の体操のことを記しましたが、そんな感じでグルグルと口内で回したり、上の歯の内側、下の歯の内側、右頬の内側、左頬の内側に向けてブクブクし続けます。


次第に唾液が出てきます。時間が長い方がいいのは、唾液を充分に分泌してオイルを乳化させることで、歯肉の奥の雑菌をより多くからめとるため。

ずっとは入れておけなくなりますから、捨ててもいいようなビニールの袋に吐き出し、袋は閉じて燃えるゴミとして捨てます。


慣れてない人にはお勧めしませんが、ある程度慣れてきたら、吐き出す前に最後軽くうがいのようにブクブクすると、のどの雑菌も引きはがすことができます。

もしもうっかり飲んでしまっても、大きな問題ではありませんから大丈夫(なるべく飲み込まない方がいいことは確かですが)。

最後に、ぬるま湯で口の中をよ~くすすいでください。


ココナッツオイルには甘いような独特の香りがありますから、それが得意でない方は透明の太白ゴマ油の方がよいかもしれません。


私は始めてから20日近く経ちましたが、以前より口の中がとてもさっぱりして、口内環境がよくなったとの実感が強いです。

研究で証明されているわけではありませんが、他にも、歯のホワイトニング、口臭予防、白髪を減らす、体の痛み・アレルギーや呼吸器疾患・皮膚トラブル・消化器系疾患・便秘の改善などが実践者からの体験で報告されています。


しかし最後に、お知らせしなくてはいけないことがあります。

オイルプリングはアーユルヴェーダで行われる浄化法ですから、好転反応といって、一時的に体調が悪くなることがあります。

解毒が順調にいっている証ではあるのですが、以下のような反応が数日から数週間後に出ることがあります。数日から一週間ほどで治まるそうです。


・吐き気

・鼻水や痰

・風邪のような症状

・発疹

・頭痛


実は、私自身も一時的に軽い吐き気ほか、頭が重く、痰が出るようになって、もしやコロナウィルス感染?と思いましたが、好転反応のことを思い出し、胸をなでおろしました。

今のところ大事には至らず、元気にしております。


※ココナッツオイルには、エキストラバージンオリーブオイルと精製ココナッツオイルの2種類あります。どちらでも効果に違いはないとのこと。










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